1.社学稲門会の第6回総会を、5月12日 早稲田奉仕園のリバティーホールで開催いたしました。
ご来賓には、理事の畑恵子先生、学術院長の山田満先生、前副総長の清水敏先生、そして校友会から常任幹事の福田光洋様、社学事務長の斉藤鉄生様を迎え、また名誉教授の速川治郎先生、照屋佳男先生にもご出席いただき、三位一体を標榜する社学稲門会にふさわしい会となりました。

2.定例の通常総会の議案のほか、社学稲門会の名誉会員に新沼五郎氏と故木村時夫先生を選出しました。ご承知のとおり新沼氏は現在の社学稲門会発足のキッカケを作ってくださった方であり、木村先生は社学稲門会(発足時は「社学二水会」)の草創期に、大きな助力をいただいた方であります。

3.社会科学部は、一昨年創設50周年を迎えました。社学稲門会は、社会科学部と共に50周年のイベントを担い、多くの卒業生の参加を得て盛会裡に終えることができました。50周年までの2年間は、50周年イベントを中心に活動しました。昨年からは、又「楽しくなければ社学稲門会ではない」をモットーに活動しました。
・都電遠足の旅
・横浜散策の会
・早稲田界隈の散策と花見の会(井上君)
・インド料理を楽しむ会
・スケートを楽しむ会(山野さん、井上さん 「社ガールの会」)
・ゴルフ(西宮君)
・築地の盆踊りへの参加
・ふぐを食う会
・伊東潤先生とめぐる小田原北条氏の史跡と温泉の旅(伊東君)
そのほか恒例のWasedaスポーツの観戦など多彩な活動がなされました。

4.「社学卒業生奨学基金」は、社学創設50周年の目標額8000万円を達成し、目下8200万円位であります。来年は、「社学稲門会」創設25周年であります。そこでまた卒業生の皆さんのご協力を得て、基金総額8700万円を目指していきたいと思います。また、金額は決定的に大事ではありますが、協力者の裾野を拡げていく努力もしていきたいと思います。

5.社学稲門会の組織でありますが、会費納入会員の数が、一昨年の50周年をピークに、この1年低迷しております。「口座から引き落とし」で会費を納入してもらえる会員をどう増やしていくか、「卒業生奨学基金」と共に「社学稲門会」の認知度を高め、どう組織強化をはかるか、皆で知恵を出していきたいものです。

6.「社ガールの会」は、馬場君から引継いだ山野さん、井上さんが中心となり、牽引してくれていおります。参加人数も増え頼もしい限りです。

7.「社学経営者の会」は、井上君が日経新聞紙上から集めてくれた著名企業の経営者のうち、この1年に、井上君と私で約20名の経営者にお会いしました。皆 素晴らしい方達でした。この方達を核に「社学卒の経営者の親睦と相互啓発 相互扶助、そして社学の応援団」になるような会にしたいと思っております。

8.総会後には、劉傑先生(社学教授)による「習近平時代の中国と日中関係」と題する、タイムリーなそして中国共産党の権力構造の理解を助ける貴重なご講演をいただきました。

「楽しくて、為になって、社学が良くなる」そんな社学稲門会づくりをしていきたいと考えています。
今後とも皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

早稲田大学社学稲門会
会長 阿川 功