謹賀新年 2025年元旦
皆様、新年あけましておめでとうございます。昨年は皆様にとってどんな一年でしたでしょうか。
一年が経つのが年々早くなるのを感じる年齢になりましたが、昨年は年初からいろいろなことがありました。
「世界の選挙イヤー」と言われる年でしたが、民主主義の国では、現状からの変革を望む声が強かったのではないでしょうか。
昨年大晦日の日経新聞の「私の履歴書」では、米コロンビア大学名誉教授のジェラルド・カーティス氏が、「来年に思いをはせる人々の心情を最もよく表す言葉は日米とも、『不確実さ』ではないだろうか」と言っています。右にも左にも極端に偏らず、バランスよく『不確実さ』に付き合っていくしかないのかもしれません。
さて昨年の社学稲門会では、定例会等に現役の学生さんが学部からの紹介または自主的に、さらには友達に誘われてというカタチで参加してくれました。
また、卒業生で初めて顔を出してくださった方々もいらっしゃいます。
年齢差のあるOB・OGと現役の学生さんとでは、考え方も違うし話も合いにくいと思いますが、そこが社学稲門会のいいところでもあります。
会員がお互いに刺激を受けあって、会の活性化につなげられれば、幹事会としても嬉しいお話です。
また、当会創設30周年を記念して、ふたつの記念講演会を開催しました。
ひとつは、6月の総会時に吉本明加氏(DO株式会社・代表取締役社長 2001年卒)による「自分に魔法をかける人生戦略」、そしてもうひとつは10月の同窓会時に作家の伊東潤氏(1983年卒)による「変革期の風雲児 大隈重信」でした。
2回とも大勢の方々にお越しいただきました。
26年の社会科学部創設60周年に向けても、講演会や親睦会の準備を進めて参ります。ぜひご参加ください。
2025年も定例会、同窓会、分科会などを通じた親睦会と卒業生奨学基金など学部への貢献という「両利き(=二刀流)の運営」を目指してまいりたいと思っています。
皆様にとって本年も充実した一年でありますよう祈念しつつ、皆様の会活動へのご理解、ご協力、ご参加を心よりお願い申し上げます。
早稲田大学社会科学部稲門会
会長 伏見 英敏