早稲田大学社会科学部卒業生奨学金とは

早稲田大学社会科学部卒業生奨学金とは

早稲田大学を会場にして、毎年ホ-ムカミングデ-が開催されています。
ホ-ムカミングデ-は、早稲田大学を卒業して25年、35年、45年、50年を経たOBやOGを早稲田大学がお招きし、OBやOGと教職員が旧交を温め、歓談していただくための催しで、例年10月に開かれます。

話は94年10月のホ-ムカミングデ-に遡ります。
この年に大学がご招待し、当日出席された卒業生は約5,000人。その中には1970年社会科学部卒業の第1期生も含まれていました。これら社会科学部第1期卒業生の方々はホ-ムカミングデ-に先立つ1年前から、「後輩のために奨学金を贈りたい」と語らいあい、それを実現するべく精力的な活動を展開していました。その活動の成果は、ホ-ムカミングデ-当日に行われた社会科学部への奨学金を目標とした寄付金贈呈式という形で実現しました。
この「後輩のために奨学金を贈りたい」という第1期生の熱い思いは、その後も代々の卒業生に引き継がれ、毎年ホ-ムカミングデ-の当日に奨学基金のための寄付金として社会科学部に贈呈され続け、98年4月には「社会科学部卒業生奨学基金」として結実しました。
そしてついに同年10月のホ-ムカミングデ-には、同基金から拠出される第1号の奨学金が、新装になった14号館において、那須政玄学部長から松尾亜紀さんに授与されました。

(社会科学部報 第38号から引用しました。)

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