謹賀新年 2023年元旦

皆様、新年あけましておめでとうございます。
昨年は皆様にとってどんな一年でしたでしょうか。
多くの方々にとっては、引いては寄せる波のようなコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻に気をもみ、振り回された一年だったのではないでしょうか。

2022年は、早稲田の歴史を大まかに振り返ってみると、創立140周年、東京専門学校から早稲田大学に改称して120周年に当たる年。
さらに言えば大隈侯が亡くなって100年の年でもありました。
今年2023年は、創立150周年・社会科学部稲門会創設30周年、40周年という未来に向けて新たな一歩を踏み出す年にしたいと思います。

我が社学稲門会の行く手にもいくつかの課題があります。
コロナ禍においては、リアルな定例会の開催が制限されるためどうしても『コミュニケーション不足』になりがちです。
総会や懇親会で「会員がもっと増えるといいですね」とのお声をいただきますが、この『コミュニケーション不足』をどう補い、強化していくかが鍵です。
その一つが広報活動です。
現在、少数の広報委員の方々にご負担をおかけしていますが、広報に携わってくれる方の増員、ソフトの活用とスキルアップを進める必要があると思います。
ホームページの更新、メルマガの配信、会報誌の作成などで会活動のご報告や会員の皆様のお声を素早く反映していければと考えています。
アイディアや取材先のご紹介、手作業等々を含めて是非ご協力をお願いします。

また、ありがたいことに我が会には、『社会科学部卒業生奨学金』に毎年高額の寄付をしてくださる方々がいらっしゃいます。
この場をお借りして改めてその高志に御礼申し上げます。
一方で『広く親しみやすい奨学金活動』を考え、実行する年にしたいと思います。
たとえば(既報ですが)スマホを利用した寄付の広報を強化し、奨学金活動に対するハードルを低くすることも重要ではないでしょうか。
親睦会は現状では定例化しますと断言できませんが、状況を観察しつつ、適宜開催情報を発信してまいります。社学稲門会のホームページやメールマガジンにご注意ください。
本年も『和やかで活気のある社学稲門会』が、皆さまにとって居心地の良い『場』になることを願ってやみません。
ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

社会科学部稲門会
会長 伏見英敏